杉錦 菩提酛純米酒 誉富士 2015BY 1800ml瓶 杉井酒造 [010180022385]

杉錦 菩提酛純米酒 誉富士 2015BY 1800ml瓶 杉井酒造 [010180022385]

販売価格: 2,500円(税別)

在庫数 6点
数量:

 静岡県藤枝市にある手造り蔵です。静岡流の軽快な飲み口の中にも、余韻のある深い味わいです。

 昨年に好評だった菩提モト仕込のお酒が入荷してきました。昨年度のお酒はやや酸を感じるものの、綺麗な吟醸型の酒質でした。今年は杉井社長の腕前が炸裂しています。冷やしても良いですし、燗しても良しのお酒です。気温30度以上での貯蔵指南が出ております。 

他の写真

  • 静岡県藤枝市小石川町4−6−4
    株式会社杉井酒造
    米・米麹/静岡県産誉富士70%
    菩提モト仕込/無添加
    活性炭不使用/火入済み
    アルコール度数14.8%
    日本酒度/酸度/アミノ酸
  • 〜蔵元からの案内より〜
     菩提もとは「生もと」の原型ともいわれる造り方で、一部では昭和初期までおこなわれていたようです。その方法はご飯と麹を一つかみほど布の袋に入れて水の中に漬けておきます。ご飯は自然に溶けだして乳酸醗酵が始まり水が酸っぱくなると共に、自然に酵母が繁殖してきます。この酸っぱくなった水を使って仕込みをおこなうと「生もと」や「山廃もと」と同じように、乳酸菌の酸で雑菌を抑えながら自然繁殖した酵母がアルコール醗酵をおこないます。
     生もとや山廃仕込では酒毋工程の前半では乳酸発酵を主に勧めながら、酵母の増殖は抑えて後半の高い糖濃度と酸度の厳しい環境下で強健な酵母を育てるとともに、乳酸菌を死滅させます。こう方法は厳寒季の低温環境がないと不可能で、菩提モトは比較的暖かい時期の酒造りに使われていたようです。菩提モトつくりは乳酸添加も酵母添加も行わず、人為的な操作も最低限で自然の力に頼って造る素朴な酒といえます。
     「菩提もと乃介」の味わいは酸味と甘味があり力強い味わいの飲み口です。乳酸発酵によるヨーグルト的な香りも少しあります。20度近い温度で飯を溶かした水を放置するわけですから強いクセが出そうですが、以外と淡白な香りです。現代の酒の洗練された味わいとは異なりますが、地よいクセはありません。純粋培養酵母を添加してありませんが、発酵の主体は蔵の中で使われている7号酵母だと思われます。
     夏の酒としてはギンギンに冷やして飲むのもいいですし、秋からはぬる燗もいいと思います。貯蔵は冷蔵庫は使わず30°を超える倉庫で熟成度を上げるのがいいと思います。一升瓶、四合瓶ともに100本ほどの限定品です。 夏の酒としてご検討下さい。
  • 〜山廃もとについて〜
     日本酒造りはその醸造行程において常に雑菌の汚染に晒されています。加えて味切れの良い純米酒を造るには、優良で強靭な酵母の存在が不可欠です。
     現代では乳酸を添加することにより酸性状態を作り出し、雑菌を駆逐し、優良な酵母の培養に勤めますが、伝統的な「生もと造り」や「山廃造り」では、天然に生えてくる乳酸菌を取り込み、乳酸が生み出されるのを待ち、酸性状態をつくります。
     手間も時間もかかる作業になりますが、出来上がったお酒は、個性的な風味と酸を持ち、腰のある飲み口になります。