都美人酒造は、兵庫県淡路島にあって、灘の伝統的な山廃造りでお酒を醸します。
二十数年前までは、ほとんどのお酒を桶売りという未納税で出荷していましたが、今は自社のブランドにて蔵出ししています。
県産米を中心に使って仕込むお酒は、まだまだ荒削りな面がありますが、今後が楽しみな蔵元です。
2007醸造年度より杜氏に就任した山内邦弘さんは、それ以前は石川県の常きげんで麹を担当していました。
何度かお会いして感じるのは、真っすぐな眼差しに現れている実直そうなお人柄です。
また、蔵に来て一年目で、都美人酒造に初めての全国鑑評価会での金賞をもたらしました。
兵庫県産米を使用しKanazawa酵母で醸しています。
程よく活性したにごり生原酒になります。
開栓の際には吹きこぼれにご注意をください。
「さめ」と名付けられたのは、古事記神話の世界からサメが架け橋のシンボルとして取り上げられているのに因んでいます。
新しい年への最初の架け橋となるようにと願ってしぼりたてのお酒はこちらからスタートです。