山梨県甲州市勝沼町ににある家族で営んでいる小さなワイナリーです。
醸造責任者である雨宮義男さんはフランスのブルゴーニュでの経験を生かし、勝沼の風土に根ざしたワイン造りを目指します。
十数年前に大阪で開催された国産ワインイベントでの印象が強く、ずっと気になっている生産者さんです。
マスカット・ベリーAは日本で生み出された品種です。国産ワインの父とも言われる川上善兵衛がラブルスカ系とヴィニフェラ系の品種を交配して育成しました。
赤いベリー系のチャーミングな果実香が特徴的で、酸味と甘味のバランスがとれたワインに仕上がることが可能です。穏やかなタンニン分も感じることができるので、食事に寄り添い安いです。
Y3キューブの「Y」意味は醸造責任者である雨宮「義男」とブドウ栽培農家である二人の「横内」さんのイニシャルから取られました。キューブとはワインに立体的な複雑さが付与することを願っています。
熟度の高いブドウを使用することで初めてその後の二年間に及ぶ樽熟成の成果がでます。
ストラクチャーとボディのバランスが良く、今後の熟成も楽しみです。