麹米に鹿児島県産のヒノヒカリを用いています。
地元の契約栽培農家から入る黄金千貫を使用して白麹にて醸してます。
製麹は木の道具を使用して手造りにて行われます。
一次、二次ともに甕壺にて仕込まれ、常圧蒸留をしています。
自ずと一本の仕込み量も小さくなり、手の行き届いた造りがなされています。
蒸留された原酒は敷地内のタンクにて貯蔵をされ、一年半以上に熟成されたものを出荷されています。
香りはガス臭も抜け、穏やかな香味は干し芋を食んだ時のような風味が漂います。
ロックや水割り、あるいはソーダ割りも良いですが、やはりお湯割りで甘やかな香味を膨らませるのが良いですね。