地元での消費を中心にした製造を行っていましたが、近年は県外への出荷を念頭にした酒造りを行っています。
更に令和元年醸造から、蔵内の体制が変わりました。
長男である新平さんと弟の彰平さんの二人が中心となって造りにあたります。
ラベルも昨年から一新をされています。
現在は蔵の体制を一大改革中の元坂酒造さんですが、そのテコ入れの一つとしての目標が全量伊勢錦での生産体制です。
まだまだ数としては及ばない状況ですが、今の製品構成の主幹となるスペックのものを伊勢錦で挑戦することにより、何れは達成を目指す全量伊勢錦での仕込みを準備しています。
昨年から定番化をした全量伊勢錦を使用した生原酒です。
価格が大幅に値上げをすることになりました。
昨年は八月出穂期の長雨やその後のうんかの被害などで大きく収量が減りました。
そのため価格に添加せざるを得なくなっています。
厳しい自然の現実にさらされたお酒ですが、穏やかな香味の優しい甘みをしたお酒になってます。