社長である奥藤利文さんが自ら杜氏を勤めます。
蔵人と二人で醸すお酒は200石足らずの生産量で、少量ながら目の届く範囲のお酒を丁寧に醸しています。社長さんは蔵元の生まれだったとはいえ、お酒造りに関してはほぼ素人同然で30歳過ぎからお酒造りに携わるようになったそうです。前杜氏が引退されてからは、知り合いの蔵元などに助言を求め、日々向上心を持ったお酒造りを行っています。
年々地元で飲まれていた普通酒の生産量は減る一方だそうですが、県外等の地酒愛好家向けの特定名称酒は少しづつ増えてきているそうです。
今後が楽しみな蔵元です。
倉敷市にあるまめ農園さんが栽培をした雄町で醸しています。
こちらは火入れの詰口となります。