志太泉酒造さんが醸すお酒の一番の特徴は使用する仕込み水にあります。
蔵の直ぐ横を流れる瀬戸川の伏流水は柔らかな軟水で、出来上がるお酒にも角の無い円みを与えてくれます。
使用する酵母は主に静岡酵母を使用し、派手さの少ない上品な香りを持ち、柔らかな飲み口に仕上げます。
21BYより能登杜氏である西原光志さんが造りの陣頭指揮を執ります。
このお酒は、藤枝市岡部町産朝比奈地区で栽培された山田錦を100%使用しています。
70%というこの蔵としては低精白でありながら、綺麗で柔らかな飲み口を実現しています。
余韻には押しのある米の旨味も広がります。
名前の開龍は、木製の巨大ロケット花火「大龍勢』にちなんで名付けられました。
令和6年度はややシャープな仕上がりとなりました。