山梨県甲州市勝沼町ににある家族で営んでいる小さなワイナリーです。
醸造責任者である雨宮義男さんはフランスでの経験を生かし、勝沼の風土に根ざしたワイン造りを目指します。
マスカット・ベリーAは日本で生み出された品種です。
国産ワインの父とも言われる川上善兵衛がラブルスカ系とヴィニフェラ系の品種を交配して育成しました。
赤いベリー系のチャーミングな果実香が特徴的で、酸味と甘味のバランスがとれたワインに仕上がることが可能です。
濃密ながら品やかなタンニン分も感じることができるので、食事に寄り添い安いです。
特に良い葡萄の収穫期を遅らせてより完熟した葡萄を使用しています。
ステンレス発酵の後、通常の230リットル樽ではんく450リットルの樽で二年の熟成です。
樽のフレーバーに葡萄の果実味が溶け込み柔らかで深い味わいに昇華をしています。
まだ若く開栓後に開くまで時間を掛けてゆっくりと楽しんでください。
Huit(ユイ)はフランス語で「8」を意味し、雨宮さんの手による8番目のマスカットベリーAの樽熟成挑戦の数字です。
そしてかっこにある「結日」はワインを通じて葡萄生産の現場から醸造家、販売者、飲食店と消費者の繋がりを再確認する意味もこめられています。
無清澄、無濾過で瓶詰めされていますので、澱が生じることがございます。