志太泉酒造さんが醸すお酒の一番の特徴は使用する仕込み水にあります。
蔵の直ぐ横を流れる瀬戸川の伏流水は柔らかな軟水で、出来上がるお酒にも角の無い円みを与えてくれます。
使用する酵母は主に静岡酵母を使用し、派手さの少ない上品な香りを持ち、穏やかな飲み口に仕上げます。
21BYから杜氏を能登流の西原光志が勤めます。
八反35号は広島県を代表する酒米です。
八反10号を親米に、系統選抜によって生み出された品種です。
背丈は親米よりも短くて倒伏しにくくなる一方、収量は増加しました。
千粒重はやや少なめですが、麹のはぜ込みは良好で、その溶け易いといわれるお米からはこなれた酸を伴ったお酒が出来上がります。
静岡酵母を使用してややドライな味わいに仕上げています。