今南仏カマルグで栽培されたジャポニカ米を用いてワイン酵母で醸した清酒です。
上立ち香は控えめで、口に含むと穏やかな果実香が広がります。
酸はやや高めですがとても熟れていて充実感が有ります。
甘味は有りながらもボディを感じさせるほどに重くはなく、軽快な余韻をもたらせてくれています。
穀物感よりもやや果実感が高めですがフレッシュさは控えめで、開栓直後よりも数日間を経た方が味わいにシャープさが加わり、フィニッシュに闊達とした酸のエッジを感じます。
冷蔵庫の温度は冷たすぎるので野菜室なりで冷やして10℃くらいからの温度で提供をしたいです。
2020BYはシトラス・ミックスの表示、2021ではネオ・トラディションの記載が有ります。
使用する原料は変えず、仕込み配合などで新たな試みをしています。